整形外科診療

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医原性損傷

骨折の手術中に動脈や神経を傷つけることがあるかもしれません。この場合に動脈や神経の縫合術を算定しないと思いますが、縫合術を算定する医療機関もあるかもしれません。ケースバイケースですが、一般的には縫合術の算定は認められないと思います。◆肩関節...
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MRIと整形外科的内固定材料

【日本医事新報】左肩にボルトが埋め込まれた状態での頭部MRIは可能か? 危険性と有益性をその都度検討する必要があるとのこと。頭部MRIにおいて肩は一部しか撮影(原文のまま)範囲に含まれないため,臨床的に問題となる可能性は低いと考えられます。...
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知っているようで知らない鎮痛剤

◆ボルタレン錠 意外ですが外傷の適応無し、4錠まで投与可能。どこかの労災で査定されたとか。〈関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、腰痛症、腱鞘炎、頸肩腕症候群、神経痛、後陣痛、骨盤内炎症、月経困難症、膀胱炎、前眼部炎症、歯痛〉〈手術なら...
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滑液包穿刺の点数の取り方について

処置の中に J116-2粘(滑)液嚢穿刺注入は分類されています。一方G010-2滑液嚢穿刺後の注入は注射ですので、注射薬の算定がなければ、J116-2になると思います。薬剤を投与した場合に、どちらで算定するかですが外来管理加算のからみもあり...