先天性握り母指症|前橋市の深沢整形外科

親指が手のひらに入り込むときは、装具でやさしく伸ばします。

親指が手のひらの中に入り込んだ状態です

先天性握り母指症は、生まれつき親指が手のひら側に曲がり、握り込んだようになっている状態です。

乳児ではもともと手を握っていることが多いため、成長とともに自然に改善することもあります。一方で、親指を伸ばしにくい状態が続く場合には治療が必要になります。

診断

親指がどの程度伸びるか、関節の動き、腱や筋肉の働き、他の指や手首の状態などを確認します。

必要に応じて、左右差や他の先天異常がないかも確認します。

治療

1.装具を作ります

軽い場合には、親指を伸ばした位置に保つ専用の装具を作ります。

装具を使うことで、親指が手のひらの中に入り込むのを防ぎ、徐々に伸ばしやすくしていきます。

2.経過をみながら調整します

成長に合わせて装具の大きさや角度を調整し、親指の動きが改善しているかを確認します。

3.必要に応じて専門医へ紹介します

親指の変形が強い場合、装具で十分に改善しない場合、関節が硬くなっている場合などは、手の外科を専門とする医師へ紹介することがあります。

手術が必要かどうかは、親指の動きや変形の程度をみて専門医が判断します。

早めの相談がおすすめです

乳児期は手の形や動きが変化する時期です。親指がいつも手のひらの中に入り込んでいる、反対側と動きが違う、伸ばしにくいと感じた場合はご相談ください。