男性の「保健室の先生」はどのくらいいる?

小学生がけがをして来院した際、患部に包帯が巻かれていることがあります。

「誰に巻いてもらったの?」と聞くと、「保健室の先生」と答えることがあります。

そういえば、これまで診療していて男性の「保健室の先生」の話を聞いた記憶がほとんどありません。そこで、男性の養護教諭はどのくらいいるのか、少し調べてみました。

厚生労働省の職業情報提供サイトでは、文部科学省の令和6年度学校基本調査をもとに、全国の養護教諭は37,922人、そのうち女性は37,851人(99.8%)とされています。

差し引くと、男性の養護教諭はわずか71人です。

つまり、養護教諭の99%以上が女性ということになります。

「保健室の先生」といえば女性を思い浮かべる人が多いのも、この数字を見ると納得できます。

もちろん、養護教諭は女性に限られた職業ではありません。男性も養護教諭になることができます。

養護教諭は、学校でのけがや病気への応急処置だけでなく、健康診断、保健指導、心身の健康相談など、子どもたちの健康を幅広く支える専門職です。

何気なく患者さんとの会話から浮かんだ疑問でしたが、調べてみると、男性の養護教諭は想像以上に少ないことが分かりました。

これまで男性の「保健室の先生」の話をほとんど聞かなかったのも、当然だったようです。

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