整形外科診療や診療報酬の枠に収まらない、医師としての気づきや雑感をまとめたカテゴリーです。
医療雑感 「普通はいくつですか?」骨密度の平均値と健康の意外な関係
骨密度が同年代の平均値なら安心なのでしょうか。骨粗鬆症の診断基準であるYAMとの違いや、平均的なパイロットが一人もいなかった米空軍の研究から、「普通」と健康の違いを考えます。
医療雑感 整形外科外来で避けたいNGワード
「骨折していません」「年だから治りません」「ただの捻挫です」など、整形外科外来で避けたいNGワード15例を紹介。医学的な問題点と、患者さんに誤解を与えない説明方法を整形外科専門医が解説します。
医療雑感 アルファベットはなぜZで終わるのか?
アルファベットはなぜAから始まりZで終わるのでしょうか。実はZはもともと7番目の文字で、古代ローマで一度廃止され、後から復活しました。Zが最後になった歴史と文字の意味を解説します。
医療雑感 なぜアルファベットはAから始まるのか?
なぜアルファベットはAから始まり、日本語も「あ」から始まるのでしょうか。Aの祖先Alephの歴史と、人間が「ア」を発音しやすい理由から考えます。
交通事故 認知症患者の車の運転
認知症患者の車の運転は誰が判断するのでしょうか。医師に警察や公安委員会への届出義務はあるのか、届出は守秘義務違反になるのか、75歳以上の認知機能検査や免許停止・取消しの仕組みを解説します。
医療雑感 扶氏医戒之略―緒方洪庵が残した医師の心得
扶氏医戒之略は、幕末の蘭学者・緒方洪庵がフーフェランドの医学書をもとにまとめた12箇条の医師の心得です。患者第一、貧富による差別をしない、丁寧な診察、同業者への敬意など、現代にも通じる医療倫理を紹介します。
医療雑感 医師と患者は人間的には対等だが、診察室では医師が上?
医師と患者は人間として対等ですが、診察室では役割が異なります。患者は「お客様」なのか、患者の希望と医師の専門的判断、診療における両者の関係について考えます。
医療雑感 トリガーポイント注射は何mm刺すと気胸になる?―肩甲間部の安全な刺入深度―
トリガーポイント注射で気胸を起こす深さは何mmか。菱形筋・肩甲間部では肋骨まで15~20mm程度の例もあります。超音波・CT研究をもとに刺入深度と気胸リスクを解説します。
医療雑感 労災申請を取り下げるよう言われた肩関節脱臼の一例
業務中に軽バンのトランクを閉めた際に肩関節脱臼を起こした患者が、労基署から「日常生活動作」として労災申請の取り下げを勧められた事例。正式な不支給決定との違いについて考えます。
医療雑感 MRIを撮るだけで腰痛が軽くなる?―「MRI浴」はあるのか
MRI検査を受けただけで腰痛が軽くなったと感じることがあります。安心や期待による効果、検査中の安静、MRIの磁場そのものの影響など、考えられる理由を医学的に検討します。